製作事例一覧
色々なものを製作させて頂いておりますが、各種展示イベントやメーカー様の販売製品など、諸事情でご紹介できないものが多いため、掲載許可を頂いたものだけご紹介いたします。
上写真をクリックしてください
製作事例 NO.28
ミニマルデザイン
PCデスク
文京区U様より、無駄を極限までそぎ落としたミニマルデザインのスタンディングデスクのご依頼を頂きました。『ノートパソコンだけ置けるスペースを確保し、腰が悪いので立ったまま作業のできるデスクを作りたいのです』とのご依頼。また、簡単に移動できるように軽量化も図りたいとのことで、16×16(mm)角パイプを用いた華奢なフレームで重量は約5.5kgにて製作をさせて頂きました。天板を除いたフレームのサイズはW380×D380×H978(mm)。仕上げの塗装は黒皮風のメラミン焼付塗装で角パイプの下地やサンダー跡がうっすら見えるスケ感のあるブラック塗装です。木天板はU様のハンドメイドでピカピカに仕上げられておりました。モノ作りがお好きなお方でご自宅にボール盤を持っていたり、ワークショップ的なお店で木材のレーザーカットを頼んで鉢植えスタンドを作られてみたりと八王子リフォームのヒロミさんのような方でした。
最近、ミニマルデザインのご依頼が増えてきております。私共は『攻めたデザイン』と言ったりもしますがそんなこだわった形状やシンプルデザインが人気なようですね。
余談ですが、先代の父がその昔、建築家の磯崎新さんとお仕事をする機会があり、『不安感を与えるような建築が好きなのです』というお話をされて印象に残った、なんて話を聞いたことを思い出しました。ミニマルデザインも不安感のあるデザインも私個人的には紙一重のような気がします。不安要素盛りだくさんのまま製作したら、案の定使いモノにならなくてクレームになるのだろうなぁ…、と思う今日この頃です。
使用材料:16×16角パイプ他
仕上げ:カラークリヤーBK/メラミン焼付塗装
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製作事例 NO.27
リノベ会社
デザインの手すり
中古物件の購入からリノベーション設計の施工を手掛けるゼロリノベさんからのご依頼でスキップフロア的なスペースに設置する手すりを製作させて頂きました。このゼロリノベさんは本店は北青山なのですが、支店は駒込で弊社の近くにあり、そこは外窓が大きな古いビルの数フロアをリノベーションし、道行く人が『オシャレな事務所だなぁ…』とうらやむような外から丸見えの事務所なのです。何が言いたいのかというのはさすがリノベ会社の事務所は見せ方が素敵。センスよさげな印象なのです。
さて本題ですが、平角パイプを用いた珍しいデザインの手すりです。参考までにその時の図面も貼らせて頂きます。壁の中に入り込んでいるかのように見せるため、ソケットになるパーツを先に壁面固定し、手すりとなるヨコ柱を差し込むような固定方法を採用いたしました。細身の平角パイプを黒塗装したことでスタイリッシュな印象。また、壁ドン設置のデスクフレームも製作させて頂きましたが、背面側の脚は3本。つまり5本脚のテーブルフレームです。奥行きが短くてヨコ幅の長いデスクの場合、PCやモニターなどの重量にかなり耐えることのできる5本脚デスクもいいですね。市販品では見ないですよ、5本脚デスクなんて。テーブルトップには人気のアイカ天板にPCケーブルを通すことができる穴加工を施したようです。リノベーション会社さんハンドリングだと細やかな点もご提案頂けるのかもしれません。ご興味ある方はご相談なさってみてはいかがでしょうか?
ゼロリノベ
株式会社groove agent
https://www.zerorenovation.com/
手すり/使用材料:40×20平角パイプ、50×18平角パイプ他
テーブル/使用材料:32×32角パイプ
仕上げ:黒/3分艶有/粉体焼付塗装
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製作事例 NO.26
ありそうでない
デザインのテーブル脚
世田谷区K様からのご依頼でテーブルフレームを製作させて頂いたのですが、ありそうでないデザインのテーブル脚なのでご紹介をさせて頂きます。フレームが正面はツラ位置になっているのですが、両サイドは凹んでいるデザインなのです。説明がヘタで恐縮ですが、上面の四角いフレームは40×20(mm)の平角パイプをタテ使いで組み上げ、脚4本は50×26(mm)という材料を用いて両サイド面にだけ接する形で溶接している、というデザインなのです。職人の私としては作り方をどうしても合理的かつ経済的に考えてしまいがちなので、全てを同じ材料サイズで揃えて考えたり、脚4本もツラ位置になるようになどオーソドックスに作らせて頂くケースが多いのですが、ちょこっとのひねりって、オシャレに見えてしまうモノなんですよねぇ…。Tシャツの胸ではなくて袖にワンポイントみたいな、とでも言いましょうか。特注製作ならではのデザインです。
木天板はナラの集成材20mm厚で重さは17kgであったそうですが安定感は問題なく仕上がったそうです。ちなみに天板底面に鬼目ナット打ち込みのM6ボルト固定で取り外し式とのことでした。ご参考まで。
使用材料:40×20平角パイプ、50×26平角パイプ
仕上げ:黒/3分艶有/粉体焼付塗装
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製作事例 NO.25
技アリな
カウンター脚
広島県O様からのご依頼でキッチンカウンター脚を製作させて頂きました。ご相談頂いた内容は、DIYで52mm厚(約20kg)の分厚い木板をご自身で鉋(カンナ)がけなさっていたそうですが、平らがなかなか思うようにうまくいかず、底面だけでなく、天板と接する上面にもアジャスターを加工してガタつきを調整できるカウンター脚をお作りになられたいとのことでした。天板は載せるだけなので、アジャスターと天板の間にはズレ防止に耐震ゴムも挟まれたそうです。また、できるだけ軽やかに見せたいとのご要望で、細めの角パイプ25×25(mm)というサイズを採用し、白塗装でスッキリとした仕上がりとなりました。
広島県からのご依頼ということで東京からではどうしても納品手段が郵送になるため、一体型の大きなカウンターフレームだと送料が非常に高くつきます。しかしO様のお考えになられた形状はL型の脚をバラでふたつ、という技アリなアイディア。この形状であれば重ねて宅急便サイズでお送りすることができるので送料が経済的となりました。
送料が数万円かかる家財便の費用がネックでカウンター脚のオーダーに躊躇(ちゅうちょ)されている方にご提案させて頂きたい形状です。
使用材料:25×25角パイプ
仕上げ:白/3分艶有/粉体焼付塗装
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製作事例 NO.24
ボトルラック
アイアンフレーム
北海道に別荘を建設された某企業の社長、O様より『ウイスキーなどをズラリと並べるボトル棚を作りたいのですよ』というご依頼の元、写真のようなアイアンフレームをオーダー製作させて頂きました。並べられた高級なお酒に目が行ってしまいますが、見て頂きたいのはフレームの方(笑)。基本的な仕様は意外とシンプルで両サイドのハシゴ状の角パイプフレームに木天板をビス固定、という作りです。ポイントはボトルが地震などの際に転倒落下しないように、丸棒の倒れ止めをつけました。両サイドのハシゴフレームにも加工しております。そして棚自体が倒れないように壁面にもビス固定してあるので安心です。
この作り方は本棚にもよいと思います。ワイドの長いアイアンラックをお作りになられたい場合は、このハシゴフレームの数を増やして天板が垂れないようにする、という作り方もよいと思います。
使用材料:25×25角パイプ、6φ丸棒
仕上げ:黒/3分艶有/粉体焼付塗装
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製作事例 NO.23
テレビボード
フレーム
北海道に別荘を建設された某企業の社長、O様の続きですが、コチラはテレビボードのアイアンフレームのご依頼です。寸法は木材を載せていない状態でW2000×D470×H470(mm)というドデカサイズ。この大きなフレーム脚に存在感のある無垢板をババンとはみ出して固定しているので非常に存在感のあるテレビボードです。『大きいけれどもフレームの脚は細く、数も少なく』というご要望がありましたが大事をとって角パイプのサイズは25×25角パイプに。そしてセンター部分の垂れを防ぐために中央背面に脚を追加して計5本の脚で支えております。6本脚であればもう少し細いサイズの角パイプでも問題ないのですが、正面センターに脚のあるデザインは避けたいとのことで25×25角パイプを採用いたしました。この種のテレビボードやキャビネット脚フレームをご依頼頂くと天板をツラ位置固定のピッタリサイズ、ということが多いです。私の作らせて頂いたアイアンフレーム部分だけの写真を見るとなんてことはないのですが、無垢板を大胆にはみ出すと高級オーラがダダ洩れします、ホテルの什器みたいです。既成商品であまり見かけない理由を考えてみましたが、仮に家具メーカーさんが商品として販売するとなると運搬の際に天板カドをぶつけて破損させてしまうと厄介なので、破損リスクの少ない天板ツラ位置商品が多いのかな?などと感じました。唯一の問題はドデカサイズは運搬費やら郵送費やらがネックではあります…。
使用材料:25×25角パイプ
仕上げ:黒/3分艶有/粉体焼付塗装
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製作事例 NO.22
トランスフォームな
カウンターテーブル
この写真をご覧になって『ふーん、カウンターテーブルか』とお思いになるかと思います。いや、このデザイン、ありそうでないオーダー製作冥利に尽きるようなデザイン案だと私は思います。成型されていない無垢板をお使いになられたいという方はけっこう多いです。必然的にテーブル脚の形状も変形型にしたり、ということも多々あります。こちらのご依頼者様は手前部分だけが成型されていない無垢板を2分割式にし、カウンターテーブル2台をヨコ並びで設置。写真でつながっているように見えますが、ただ2台並べているだけです。この状態ではヨコ長なカウンターテーブルに、バラバラで使ったらふたつのテーブルに。そして背中合わせで使えば大きめのダイニングテーブルになるってワケです。アジャスターの底面にカグすべーるなど貼っておけば、テーブルを持ち上げなくてもスルスル動くのでカンタンにトランスフォームできます。モチのロンですが成型された天板だってよいワケです。ただ、テーブルをふたつ並べただけと思いきや、用途によってリビングスペースを広く確保することのできるグッドデザインをご紹介させて頂きました。
使用材料:40×40角パイプ、他
仕上げ:黒/3分艶有/粉体焼付塗装
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製作事例 NO.21
変形テーブル脚
どの位置にもイスを置きたい
練馬区O様からのご依頼で、変わった形状のテーブルフレーム脚を製作させて頂きました。天板が写真のような曲線を帯びた形状、そして天板外側から30cmオフセットした寸法で、どこの位置にもイスを置ける形状にされたいというご要望でした。フレーム自体は上面から見ると台形のような形、床面はハの字にヨコ柱がついた形にさせて頂きました。
木天板が変形型であってもテーブルフレームは普通の長方形型を作らせて頂くことが多いですが、テーブルフレームも変形型というのはスタイリッシュな印象になるのだなと勉強させて頂きました。
40×40の角パイプで安定感を
小さなお子様がいらっしゃるとのことで、テーブルの上に乗っかってもひっくり返ったり倒れにくいかというご心配をなされておりましたが、結果的に問題はなかったそうで私の方も安心をいたしました。このくらいのサイズ感だと32×32角パイプでもよいかなと思いましたが、重量感もあった方がよいので40×40角パイプにさせて頂きました。ちなみにこの40×40角パイプという材料は他の角パイプに比べてカドが少しだけRがついているため、見た目の印象がやわらかいイメージとなります。ご参考まで。
使用材料:st1.6t×40×40角パイプ他
仕上げ:黒3分艶・粉体焼付塗装
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製作事例 NO.20
テレビ台のアイアン脚
耐荷重アジャスター付
札幌市S様からのご依頼で、テレビ台用のアイアン脚を製作させて頂きました。お使いになられる木天板サイズ(S様のご手配)はタモ集成材・t=40×W1600×D410(mm)、重量は約18kg/1枚を上下段で2枚使用。テレビとアンプを載せたいとのことで50~60kgに木材が耐えられるかどうかを心配いたしましたが、問題なくお使いになられているとのことでよかったです。耐荷重用の重量アジャスターも使っているので安心です。私は木材に関しましては素人のため詳しくないのですが、無垢材よりかは集成材の方が経年や湿度状況の反りは少ないらしいので、もし似たようなTV台をお作りになられたいという方は購入前にホームセンターや木材屋さんに聞いてみてください。用途を伝えれば的確に教えてくれると思います。
50×18の平角パイプ
この種類のアイアン脚オーダーについて、よくフラットバー(平鉄)で作ってほしいと相談を頂くことがありますが、私個人的な意見では頼りなくて安っぽくなるので好きではありません。グニャグニャしやすい弱点もあります。なのでこちらのS様のケースのように50×18という平ぺったい角パイプをオススメいたします。安定感もよく、アジャスターも加工しやすいのでメリットがよいのであります。平角パイプの中では最もシャープな印象で高級感を感じるフォルムなので私、好きですコレ。
使用材料:st1.6t×50×18平角パイプ他
仕上げ:黒3分艶・粉体焼付塗装
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製作事例 NO.19
シート裁断作業台
特大のアイアンフレーム
都内・某印刷会社様のご依頼で、ロール状の塩ビシートやフィルムなどを裁断するための作業台フレームを製作させて頂きました。サイズはW3500×D1650×H900(mm)の特大サイズ。そして200φ程度のロールシートをくるくると引っ張れるように、芯となる丸パイプを取り外し式に装着できる仕様にさせて頂きました。メインフレームは38×38角パイプで、天板を受ける内側の補強パイプは32×32角パイプで組み上げております。とても大きな作業台のため、もちろん組立式のアイアンフレームです。
キャスター付きで
移動も便利に
キャスター付きで移動をしやすくしたい、ロールシートが取り出しやすく落ちないようにしたいなどのご要望を元にロールシートを引っかける部分の柱は10°くらいの角度をつけたりと、便利さを追求したデザインになりました。弊社は金物製作のみのため、木天板にはゴム貼をしたコンパネをお客様の方でご用意頂きました。塩ビシートやロールシートを収納できたり作業台に付随しているものは、お使いになられるスペースの問題がけっこうあると思います。布生地裁断などにも応用できるデザインですので、オーダーでお作りになられたいという方はお問い合わせ頂けたらと思います。
使用材料:st1.6t×38×38平角パイプ他
仕上げ:白半艶・粉体焼付塗装
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製作事例 NO.18
2WAYテーブル脚
ダイニング&座卓用
のスグレモノ脚
墨田区K様のご依頼で、ダイニングテーブルと座卓を兼ねた2WAYテーブル脚フレームを製作させて頂きました。木天板はW1850×D670×厚み70(mm)の無垢材とかなりヘビー級。そして季節によって若干の反りが木材に生じるとのことで、天板裏面でガタつきを調整できるようにゴムアジャスターを加工いたしました。ビス固定せずに天板は載せるだけなので、テーブル脚をヨコにしてアジャスターを付け替えれば座卓に早変わり。2WAYリュックサックはよく見かけますが、2WAYテーブル脚はなかなか見かけません。K様デザインのナイスなアイディアで私も非常に勉強になりました。
特注オーダーならでは
フォルムは台形で
『せっかく特注オーダーするのであれば』と、既製品には見られない変わったデザインのご依頼でした。フォルムは四角形ではなく、台形なのであります。私も色々なものを製作させて頂いておりますが、このさりげない台形フレームはすごく素敵だなと感じ、作っていても楽しいご依頼でした。
使用材料:st1.6t×60×30平角パイプ他
仕上げ:マットブラック(黒3分艶有)・メラミン焼付塗装
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製作事例 NO.17
アイアンフレームオーダー
テーブルフレーム
&ベンチ脚フレーム
静岡県S様のご依頼でダイニングテーブルフレームとベンチ脚フレームを製作させて頂きました。テーブルサイズはW1800×D900×H760(mm)という大型サイズのため悩みましたが、材料は32×32角パイプで組み上げました。30mm厚の天板をビス固定して完成となります。
シンプルなデザインで
黒の粉体焼付塗装仕上
アイアン家具をオーダーされる場合は、塗装強度の強い粉体焼付塗装で仕上げることがオススメです。スツールやイスなどをフレームにガツンガツンぶつけても粉体焼付塗装は塗装膜が厚く剥がれにくいことが特徴です。ただし、この粉体焼付塗装は、全消し並みのマットブラックにすることが塗料の都合上できませんので、マットブラックにされたい場合は塗膜の薄いメラミン焼付塗装という、塗料が液体の焼付塗装方法となります。焼付塗装の色に関しましてはご相談ください。
使用材料:st1.6t×32×32角パイプ他
仕上げ:黒半艶・粉体焼付塗装
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製作事例 NO.16
セレクトショップ展示什器
多様なレイアウトに
対応できる展示台フレーム
港区赤坂のセレクトショップ、SHOWROOM UNO様のご依頼で、色々な商品展示のためにレイアウトを変更できる展示台フレームを製作させて頂きました。角パイプのフレーム枠をタテ、ヨコ、に置き、木天板を自由に設置することによって、アイテムの展示の仕方を変えることができる、というナイスなアイディアです。
黒皮塗装仕上げの
インダストリアルな什器
粗雑感のある什器にされたいとのことで、角パイプの生地感を残しつつ、クリヤー塗装に少し黒を載せるという黒皮色の焼付塗装仕上げにてお作りをさせて頂きました。弊社取引先の焼付塗装工場の方で、この黒の割合を調整して頂くことで、黒が濃いめ、薄め、などお好みの黒皮色塗装を施すことにも対応ができます。
使用材料:st1.6t×25×25角パイプ他
仕上げ:黒皮色・メラミン焼付塗装
SHOWROOM UNO
東京都港区赤坂6-6-23-202
TEL:03-5545-5875
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製作事例 NO.15
タマゴ型のテーブル脚
個人ギャラリー
内装ディスプレイのご依頼
神奈川県在住のK様から、所有されている芸術作品の個人ギャラリーをお作りになるということで、作品の展示台となるテーブルフレームなどを製作させて頂きました。
下から除くと鉄橋のようなイメージで。
『エッグルームを作りたいのです』と情熱あふれるご相談を頂き、建物をイチから建設するとのことで最初のご相談から一年の時間を経て、ようやく完成に至りました。ギャラリー上面から見るとタマゴ型に特注製作したデュポン社製の人口大理石『コーリアン』の天板を用いたテーブルを鉄橋のようなテーブル脚で作る、そしてギャラリー中央にもタマゴ型の展示台、さらにパルテノン神殿のイメージの重厚感のあるスツール。芸術家の方の奇抜な構想感に圧倒されましたが、製作させて頂くことが非常に楽しかったご依頼でした。
使用材料:st1.6t×28×28角パイプ他。
仕上げ:黒皮色・メラミン焼付塗装仕上げ、他。
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製作事例 NO.14
棚フレーム
組立式棚フレームのご依頼
中野区在住のN様から、ご自宅のリノベーション工事に伴い、ご希望のサイズ・デザインにこだわった棚フレームのご依頼を頂きました。キッチン用の棚、脱衣所の棚、あと写真はありませんが、脱衣所の天井に取り付ける丸パイプのハンガーも作らせて頂きました。
黒皮色の塗装と明るい木天板で
キタナキレイ系の仕上がり
棚フレームはW1630×D420×H900(mm)、一体型にするとけっこう大きく、お引き取りや搬入に手こずる、ということで組立式に、そして使用材料が多くなるとコストも比例するので左右枠をつなぐ材料は1本のヨコ柱にする、という方法で作らせて頂きました。
天板の厚みを25mmにされたので、けっこう安定感のある仕上がりとなりました。
使用材料:st1.6t×25×25角パイプ他
仕上げ:黒皮色・メラミン焼付塗装
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製作事例 NO.13
パーテーション枠
エキスパンドメタルと
レーザー加工板の化粧枠
東京ドームからほど近い床屋さん、大久保理髪店様からのご依頼で、エキスパンドメタルを用いたパーテーション金物枠を製作させて頂きました。すでに設置されている木製で格子状のパーテーション枠に装飾をするような形の化粧枠といった感じで採光性も取れます。
一枚板の鉄板をレーザー加工でくり抜く
木製パーテーション枠が格子状のため、正面から見た時にその格子を隠されたいとのご意向により、大きな一枚板の鉄板をレーザー加工でくり抜きました。材料ロスの多いぜいたくな作り方となってしまいましたが、仕上がりについては歪みもほぼ出ずに、ピシっとラインが出て、作らせて頂いた私といたしましても気持ちの良いキレイな仕上がりとなりました。以前作らせて頂いた黒皮色の焼付塗装で仕上げたカウンターテーブルとマッチし、インダストリアル感たっぷりなのですが、清潔感のあるお店なのでブルックリンの街角にありそうな雰囲気です。行ったことないですけど。
髪をサッパリと仕上げてもらい、スタバあたりでブラックのコーヒーでも飲みながら甘いマフィンでも食べてみる。そんな休日はいかがでしょうか?
使用材料:st3.2t レーザー加工板他
仕上げ:黒半艶・粉体焼付塗装
大久保理髪店
東京都文京区後楽2-6-1
TEL:03-3811-1222
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製作事例 NO.12
カウンターテーブル製作
平角パイプのハイテーブル
千代田区R様からのご依頼でカウンターテーブル脚のフレームを作らせて頂きました。60×30(mm)平角パイプにて脚はロの字型、高さは1000mm程度のハイ・テーブルです。木天板を購入されたお店にも既製品のテーブルフレームの手配ができたそうなのですが、お気に召したデザインがなかったようなので私の方へ特注テーブル脚オーダーのお話しを頂く運びとなりました。無垢の木天板をビス固定するか、ゴムを挟んで置くだけにするかをお悩みになられておりましたが、天板の反りがほとんどなかったので、ゴムを挟んでその重みだけで天板がうまく納まりました。
シルバー色の焼付塗装
とてもセンスのあるお宅でホテルのようにシンプルかつ、オシャレなお宅。ご要望はお使いになられている家具やコーヒーメーカーの色にマッチするように、シルバーの焼付塗装で仕上げました。キッチンの手前に設置し、ご主人様曰く『バーカウンターとしてここでお酒を飲むのが楽しみ』とおっしゃっていました、うらやましいです。ちなみにそのご主人、日本酒を愛するフランスの方でありました。
使用材料:st1.6t×60×30平角パイプ
仕上げ:シルバー・半艶・粉体焼付塗装
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製作事例 NO.11
Lアングルテーブル脚
ザ・アンティーク風なテーブル
弊社から割と近い白山に新しくできたベーカリー、ルージュゴルジュ様からのご注文で、Lアングルのテーブルフレーム脚を製作させて頂きました。3t×30×30Lアングルを用いたテーブルフレームで、私もイチオシのキタナキレイ系なテーブルフレームであります。天板はアンティーク足場材を1枚板にリメイクしたものをお使いになられたそうです。
限りなく透明に近い黒焼付塗装仕上
ご覧の通りのシンプルデザインですが、色はLアングル自体の黒皮の色を活かす+少しだけキレイな印象を抱いて頂くために、クリヤーにほんの少しだけ黒を混ぜた焼付塗装を施してあります。ちなみに内装はパリ風、といったオシャレなお店で、何よりここのパン、お世辞抜きで美味しいです。私個人的なイチオシはクロワッサン。コレは特におすすめです。メゾンカイザー系の食べごたえのあるバターの味わいが感じられるクロワッサンとでも表現させて頂きますが、とにかく足を運んで食べてみる価値アリ。ご夫婦で焼かれているので、一度に豊富な種類のパンを並べることが難しいらしいので、伺うタイミングで出会えるパンがその都度少しずつ違うかも、とオーナーがおっしゃっていました。しかし、それがまた再訪ゴコロをくすぐります。自分で食べるのもよし、手土産にも使える、的な今後の期待度のあふれるパン屋さんです。
使用材料:st3t×30×30Lアングル
仕上げ:限りなく透明に近い黒焼付塗装
ROUGE GORGE
東京都文京区白山4-33-21
TEL:03-6801-8184
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製作事例 NO.10
料理台フレーム
ステンレスの天板
大田区K様からのご依頼で特注の料理台を製作させて頂きました。角パイプフレームは白の粉体焼付塗装仕上げ、そして料理台としてご使用になられるということで、ステンレスの板を天板として用い、清潔でキレイなイメージに仕上がりました。ご自宅入口の搬入ルートの都合で、センター中央部で分かれる2分割式の組み立て式で作らせて頂きました。
ワイドが1800mmもある料理台
料理台は既製品でも色々とあると思いますが、ご自宅のサイズにピッタリのものはなかなか見つけにくいかなと思います。で、あればシンプルな形状のジャストサイズな料理台をお作りになる、オススメです。
使用材料:st1.6×32×32角パイプ、ステンレス1.5t板
仕上げ:スチール部のみ、白・半艶・粉体焼付塗装
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製作事例 NO.9
ハイテーブル
Lアングル鉄脚・鋲付きタイプの応用版
ロアーコーヒーハウス&ロースタリー様(中央区八丁堀)からのご注文で、お店に設置するハイテーブルを製作させて頂きました。Lアングル鉄脚・鋲付きタイプをきちんとしたテーブル使用で作るとこのような感じになります。
足元は丸棒で十字型の補強を
テーブルサイズはW600×D600×H1000(mm)にて作らせて頂いたところ、背の高いデザインなので脚が4本だけではどうしてもフラつきが生じたため、足元に丸棒で十字型の補強を溶接させて頂きました。ハイテーブルなのでお客様が脚を載せるのにもちょうどよくなり、デザイン的にもスタイリッシュな印象に仕上がりました。
内装、コーヒーの質、ともにセンス溢れるお店なので、みなさんも是非伺ってみてください。
使用材料:st3×30×30Lアングル他
仕上げ:限りなく透明に近い黒焼付塗装
ROAR COFFEE HOUSE&ROASTERY
東京都中央区八丁堀2-19-11-1F
TEL:03-5543-6051
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製作事例 NO.8
スピーカー台製作
80×40平角パイプの極太什器
台東区S様からのご依頼で130kgもある巨大スピーカーの設置台を製作させて頂きました。
80×40の平角パイプでかなりゴツイ代物です。S様曰く、スピーカーと床の高さを出すことにより、音の聞こえ方が全然違うのだそうです。ちなみに2台製作させて頂いたので部屋の両サイドに設置させて頂き、大迫力な音響ルームでした。
インダストリアル感たっぷりの仕上がり
グラインダーの跡や角パイプのつなぎ目もあえて見せる作りで、インダストリアル感たっぷりな什器となりました。
使用材料:st1.6t×80×40角パイプ
仕上げ:クリヤー・艶消・メラミン塗装
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製作事例 NO.7
トロフィー用の展示台
ステンレス+焼付塗装
世界的チェーンの某有名企業様から『トロフィーの展示台を真鍮で作ってほしい』というご相談を頂きました。真鍮でこの写真のような展示台は弊社では製作できないため、全てステンレスのヘアライン仕上げで作り上げたあとに、特注の色で焼付塗装を施して真鍮風に仕上げました。上面部には穴をあけて下からトロフィーをビス固定して倒れないようにしました。
ステンレスと塗装で真鍮の見た目を表現
ステンレスのヘアライン仕上げでも十分高級感はありますが、さらに焼付塗装を施すという贅沢な仕上げなのでかなりコストはかかりました。しかし、とにかく高級感を出したいという方には非常にオススメの仕上げです。底面には転倒防止のため重い鉄板ベースとアジャスターが隠されております。かなり難易度の高いお仕事の依頼でした。
使用材料:sus1.5t×30×30角パイプ他
仕上げ:ステンレスヘアライン仕上げ+特注色メラミン焼付塗装
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製作事例 NO.6
商品陳列棚製作
組立式のシューズラックフレーム
シューズブランド『MUZINA』 を展開されているディートエル㈱様のご依頼により、商品陳列棚を製作させて頂きました。臨機応変に事務所や展示会などにも持ち運びできるよう組立式にされたいということで、弊社の方では左右中央の3フレームを作らせて頂き、木天板に鬼目ナットを打ち込むことで分解、組立てをしやすいように私から作り方をご提案させて頂きました。
細身な19角パイプをクリヤー焼付塗装
天板はワイド2400mmの一枚板を3つのフレームで支えております。19×19角パイプを用いてクリヤーの焼付け塗装で仕上げさせて頂きました。無機質なクリヤー仕上げと木材の組み合わせがクールな印象を抱かせてくれます。
使用材料:st1.6t×19×19角パイプ
仕上げ:クリヤー・艶消・メラミン焼付塗装
MUZINA
東京都世田谷区羽根木2-17-11-203
TEL:03-5355-3920
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製作事例 NO.5
テーブルフレーム製作
ショーケース展示台
オーダージュエリーの『BELLE PLAGE』ブランドを展開されている『みつこジュエリーアート』様のご依頼により、アクセサリー用のショーケース、兼、打合せテーブルを製作させて頂きました。フレーム以外は木工屋さん(外注)に発注し、ガラス天板、カギ付きの引出しをつけ、内部にアクセサリーを展示できる作りとなっております。写真右側の小さなテーブルは、同店内のネイルサロン用のネイルワゴンをキャスター付きで製作させて頂きました。(※ネイルサロンは毎週木曜日のみ)
打ち合わせもできるショーケーステーブルとネイル用ワゴンテーブル
お客様の脚が入るので、フレームは4本脚のスッキリとしたデザインに、また、天板ガラスはショーケース内のアクセサリーをフラットに見せるため、9mmガラスに飛散防止フィルム加工を施し、強度的にも安心な作りにさせて頂きました。ネイル用ワゴンも同じ角パイプを使い、お茶なども運びやすいようにキャスターをつけてあります。お店内が白を基調とした内装なので、清潔感のある店内に同調した、おしゃれなショーケースになりました。【パリの街角のお店】のような印象で素敵です。
使用材料:st1.6t×28×28角パイプ
仕上げ:白・半艶・粉体焼付塗装
BELLE PLAGE
みつこジュエリーアート
東京都北区田端4-3-12
TEL:03-3821-7078
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製作事例 NO.4
キッチンフレーム製作
黒皮色の焼付塗装でインダストリアル感
横浜在住の個人の方からのご依頼でマンションのリノベーションに伴い、インダストリアルなキッチンフレームを角パイプで製作させて頂きました。黒皮(クロカワ)焼付け塗装仕上げで、鉄の風合いを残した仕上げにし、溶接跡もそのままのワイルドな仕上げとさせて頂きました。角パイプ脚にはゴツめの黒アジャスターを履かせ、全体的にクールな角パイプ什器になりました。
ワイドが2400(mm)もあるキッチン台
シンクや棚をこれからご自身で取付けされるとのことで仕上がりが楽しみです。
使用材料:st1.6t×28×28平角パイプ
仕上げ:黒皮色・メラミン塗装
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製作事例 NO.3
インダストリアルな試着室
&窓枠パネル
エキスパンドメタルを
フルに活かした内装
アパレルブランドFundamental Agreement LUXURYを展開されているフリークワークス様のSHOP『Catii』の移転に伴い、インダストリアルな試着室のフレーム&窓枠フレームを製作させて頂きました。
かっこいいのですが
エキスパンドメタルは要注意!
試着室フレーム、窓枠フレームと共通してエキスパンドメタルとLアングルで製作させて頂きました。エキスパンドメタルに洋服などを引っ掛けて展示できるように使用されたいとのことでした。自然に少しずつサビたような感じを育てる?ために塗装をしない黒革仕上げで製作させて頂きました。ただ、エキスパンドメタルは無塗装だと指を切ってしまうくらい鋭利な材料なので気をつけて頂きたいところであります。目黒の家具屋通りにさりげなく現れたロンドンのおしゃれなお店~というような印象を受けました。
使用材料:st3t×30×30Lアングル、エキスパンドメタル
仕上げ:無塗装仕上げ
Fundamental Agreement LUXURY
Catii
東京都目黒区中町1-8-12-101
TEL:03-3713-5790
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製作事例 NO.2
商品展示ケースフレーム
インダストリアルなショーケース
アパレルブランドFundamental Agreement LUXURYを展開されているフリークワークス様のSHOP『Catii』のご依頼により、ジーンズを展示するためのショーケースフレームを製作させて頂きました。
溶接しっぱなしのワイルド仕上げ、
そして無塗装でサビを育てる。
ブランドイメージにマッチするよう、スチール角パイプを溶接しっぱなしで、また、塗装もせずにサビを育てたいという、ワイルドな仕上がりのディスプレイ台となりました。フレームのみを製作させて頂き、引出しの部分など残りの部分は㈲フリークワークス様の社長が製作されました。とてもDIY的な事が上手な方で、素晴らしい出来栄えです。
使用材料:st1.6t×32×32角パイプ他
仕上げ:無塗装仕上げ
Fundamental Agreement LUXURY
Catii
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